想元紳市ブログ

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エリザベス・キューブラー・ロス『人生は廻る輪のように』

世界的ベストセラー『死の瞬間』で有名な精神科医エリザベス・キューブラー・ロスの自伝『人生は廻る輪のように』。

死というものの概念を変えたと言われる彼女。
現在のホスピスの原型を作ったとも評価されている。

内容は、シャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』によく似ている。
だが、輪廻や臨死体験のことを詳しく知りたいなら、『死の瞬間』はじめ、彼女の他の著作を読んだ方がいいだろう。
本書で綴られるのは、20世紀を生きた一人の女性の闘いの記録だ。

驚いたのは、生涯を通じて失われることのなかった強靭な精神である。
幼い頃にシュバイツァーのような医者になりたいと決心し、それを成し遂げる。

スイスに生まれ、世界大戦中から医療に携わり、大学に入って医師になる。
結婚し、渡米したあとは、末期医療と死の科学の探求、やがて、精神世界にのめり込む。
チャネリング、夫との確執と離婚、ヒーリングセンター創設、エイズ孤児救済など、その後の半生も波乱に満ちている。

彼女が体験から学び、頑固なまでに実践した人生哲学。

「望むものがあたえられるとはかぎらないが、神はつねにその人が必要としているものをおあたえになる」

「人生に保証はない。だれもが難問に直面する。直面することによって学ぶようにできている」

「いのちの唯一の目的は成長することにある。究極の学びは、無条件に愛し、愛される方法を身につけることにある」

本書が日本で出版されたのは1998年。

生前、自分は2003年に死ぬと予言していたそうだが、わずかにずれて、2004年、アリゾナの自宅で亡くなった。


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