想元紳市ブログ

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草壁焔太『川の音がかすかにする』

草壁焔太の五行歌集『川の音がかすかにする』。

五行詩とは彼が新しく創始した、たった5行で完結する自由詩である。

柳田邦男著『犠牲』の中で、本歌集から複数の詩が引用されており、その存在を知った。

息子の発狂、入院、自殺に至る時期に書かれた、壮絶で重い詩の数々……。

いくつか心に残った詩を引用させていただく。

「息子を
精神病院へ
入れてきた
自分の裏側を
見捨てるように」

「ほんとうに
自由になることは
恐ろしい
生き切ることは
死ぬことである」

「人は
悲しみに
磨かれた宝石
そんなことに気づく
会合であった」

「わが悲しみを
人に
背負わせることはできない
湖のように
ただ眺めていよう」

「その荷を
下ろしなさいと
いっても
それは無理
息子の死骸だ」

 
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