想元紳市ブログ

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『失踪の森【前編】―捜査一課・田所警部の憂鬱―』

電子書籍『失踪の森【前編】―捜査一課・田所警部の憂鬱―』を配信しました。

警視庁捜査一課の刑事・田所雄作に課せられた極秘指令は、失踪した政治家の子息を密かに奪還すること。身分を隠し潜入した先は、山奥にある女人禁制の寺だった……。前後編の2部作に分けた長編官能ミステリーです。

『G-men 229号(2015年4月号)』に掲載された『失踪―警視庁捜査一課警部・田所雄作』を改題加筆修正。
失踪の真相と田所自身の覚醒が描かれる『失踪の森【後編】―捜査一課・田所警部の覚醒―』は近日リリース。

失踪4

【あらすじ】
 ノンキャリアながらボクシングで鍛え上げた強靭な肉体と頭脳を合わせ持った、警視庁捜査一課の敏腕警部・田所雄作。ある日、上司の一条警視から極秘指令を言い渡される。それは、失踪した有名国会議員の息子を内密で捜索し、ひそかに家族のもとに連れ戻すこと……。
 新宿二丁目のバーで得た手がかりもとに、田所が潜入することになったのは、九州の山奥深くにひっそりたたずむ「男王寺」の別院「奥ノ院」。女人禁制を貫く、修験者のためだけの謎の寺だった。
 ふもとにある表玄関の「本院」では、いきなり住職の手による淫らな洗礼を受ける。そして「奥ノ院」に至るあまりに険しい山道を歩くうち、田所は、自身が封印してきた一人の部下との苦しい愛憎関係を思い出すのだった。



拙作第1作目『流刑の島』が、太平洋に浮かぶ女人禁制の島を舞台にしたものだったのに対し、次は山を舞台に書いてみようと考えたのがそもそものの発端です。

もともと寺社仏閣好きであり、さらには山岳信仰や修験道、もちろんゲイとして寺での男色や衆道といったものにも並々ならぬ興味がありました。

本作の展開はもちろんフィクションですが、明治後期まで女人禁制だった高野山、平成までそうだった出羽三山など有名どころを列挙するまでもなく、日本には至るところに舞台となったような山や寺が存在するのは周知の事実です。

いまだ頑なに女人禁制を守っている奈良の大峰山山上ヶ岳などは、いつか一度は行ってみたい場所のひとつ。

そんな個人的興味をふくらませ、一人の刑事が失踪者を奪還する目的で禁断の山に足を踏み入れる、という物語を創作しました。

諸事情あってG誌に掲載されたのは2015年に入ってからになりましたが、原稿そのものはその半年以上前に編集部に預けてあったものです。
最初は1本の長編でしたが、その間に編集部の意向で前後編に分けることになり、若干の手直しをしたのを記憶しています。

Kindle↓


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失踪の森【前編】―捜査一課・田所警部の憂鬱―

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[想元ライブラリー] の【失踪の森【前編】―捜査一課・田所警部の憂鬱―】

■既刊分はこちら
『流刑の島』
『父と息子の裸祭』
『覗き・刺青の男』
『浪速親父の淫らな純情』
『黒潮―カツオ漁師の熱い夜』
『ゲイ官能小説短編集【男たちの旅】』
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