想元紳市ブログ

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『父と息子の裸祭』

先月の『流刑の島』に続き、旧作の電子書籍化2作目です。

辺境の港町、謎の裸祭りで解き明かされる男たちの秘密……。「海の男シリーズ」三部作の第一弾。
G-men 220号(2014年7月号)に掲載された『夜の海の祭』を改題・加筆修正したものです。

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【あらすじ】

五年ぶりに寂れた故郷の港町に戻ってきた体育教師の佐山明彦。町の成人男性だけが参加を許される年に一度の裸祭りに参加するためだった。日本を代表する荒々しい裸祭りの一つとして知られながら、その中身は神秘のベールに包まれた謎の奇祭……。
初めて参加した明彦は、漁師である父・辰雄の過去、そして男たちの秘密を知ることになる。



NHKの『新日本風土記』が好きで欠かさず視聴しているのですが、しばしば紹介されるのが、昔から継承されてきた各地土着の祭り。

もちろんNHKゆえ深くは掘り下げないものの、多くの祭り、とりわけ男子だけが参加するものや荒々しい裸祭りの根底にはどこか秘密めいた性的な意味合いが込められているのではないか、と想起させられることも度々。

そんな妄想を本作では官能的に膨らませています。

そして、表紙の写真は故郷の小さな漁港。
つまり、本作の舞台となる鬼賀町の風景描写には、18歳まで過ごした故郷の記憶が入り混じっています。

さらに、幼少時に地元で耳にしたある遠縁の話。
若死にした夫の実の弟と再婚した女性。死んだ兄も弟も共に漁師で、子供は最初の夫との間に長男、そして再婚後に次男の二人。
男たちは揃って、町でも評判の男前でした。
今や多くが故人ですが、その話がなぜか未だに心に残っており……。

記憶に残るこの逸話が、形を変えて本作が生まれた、と言ってもいいかもしれません。

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父と息子の裸祭

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2016.11.15Tue 19:00 ≫ 編集

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