想元紳市ブログ

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『藍宇 〜情熱の嵐〜』その2

昨年観たゲイシネマ『藍宇 〜情熱の嵐〜』。
セルDVDにのみ収録されているという特典映像がどうしても観たくて購入した。

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『藍色宇宙』と名付けられたメイキングは、評判通り、これだけでまるで1本の短編映画を観るような出来だ。

本編では大胆に省略されている部分を、このメイキングで補完することもできる。
たとえば、ハントンはなぜ結婚生活に破綻したのかということ、天安門事件を挟んだ二人の行動など。
また、二人のより細かな心情が、それぞれのナレーションで綴られる。

メイキングの他、主役二人のインタビューも収録されている。

ハントン演じたフー・ジュンの好きなシーンは、テーマソングが流れて、背景が飛ぶように流れていくエンディングだとか。
流れる風景は、映画の最初から最後までを思い起こさせ、二人の感情の過程を表現しているのはないか、と話す。

一方、ラン・ユー演じたリウ・イェの好きなシーンは、結婚を決意したハントンから別れを切り出されて、思わず泣いてしまう場面だという。
撮影では本当に感極まり、嗚咽してしまったそうだ。

ともにインタビューで語っているのは、男女の性別は関係ない、純粋な愛を描いた映画だということだ。
現に、この映画には、例えばゲイであることを悩んだり、愚痴や苦悩を声高に言ったりするシーンは一切ない。
まるで普通の男女の恋愛映画のように、自然に、当たりまえのように流れていく。

まさに、こんなゲイの映画が観たかった、と思えるのはこの点だ。

今度は、原作を読むつもりである。


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