想元紳市ブログ

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『父子男色酒蔵』

電子書籍『父子男色酒蔵』を配信しました。

老舗の酒蔵を舞台に、屈強な男たちだけで行われる酒造りと跡継ぎをめぐる人間模様。やがて父と子の隠された秘密が明らかになり……。

『G-men 232号(2015年7月号)』掲載作『男の水』を改題加筆修正したものです。

s-プレゼンテーション46

【あらすじ】
 滋賀の近江に蔵を構える「岡田酒造」は、江戸時代から続く厳格な伝統にならい、女人禁制の男衆だけで粛々と酒造りを続けている老舗の造り酒屋である。
 仕込みから初搾りまで半年以上に及ぶ、寝食一緒の共同生活で最も大事なのが杜氏や蔵人ら男たちの絆であり、そのためなら肉体の奉仕や繋がりは当たり前……。
 そんな岡田酒造である日、仕込みの真っ最中に一人の蔵人が里に帰らざるを得なくなるという事態が発生……。急きょ、現在の十一代目蔵元の一人息子であり、5年前に仲たがいして兵庫の灘にある「北灘酒造」で働いている跡取を連れ戻す決心をする。
 そのためには、北灘の屈強な男たちに己の肉体を差し出すという大きな代償が必要だった。



昔ながらの職人の世界は、実に官能的だと思います。

それぞれの仕事に不器用なまでに人生を捧げ、長年の鍛錬により一つの技を極めた男たち……。
そんな男たちが、ある時に垣間見せる「性」は、極上のエロティシズムではないでしょうか。

もともとは酒蔵の一年を追ったドキュメンタリーを観て興味を覚えたのがきっかけですが、関連書物を読み進めるうちにいろいろと妄想をかきたてられる事実を知りました。

例えば、女性の血を嫌うという昔の慣わしから、一画への立ち入りを密かに禁じ続けている酒蔵がいまだに存在しているらしいこと。
また、床もみと呼ばれる蒸した米をかきまぜる工程では、職人たちが半裸状態で作業するところも決して珍しくないようです。(本作に描いた褌ひとつというのは創作ですが、江戸時代あたりではごく普通だったのではないかと推測しています。)

そんなこともあり、本作は、G誌に発表した拙作の中で最もリサーチに時間を要した小説でもあります。

Kindle↓


DLsite↓
父子男色酒蔵

Digiket↓
[想元ライブラリー] の【父子男色酒蔵】

■既刊分はこちら
『流刑の島』
『父と息子の裸祭』
『覗き・刺青の男』
『浪速親父の淫らな純情』
『黒潮―カツオ漁師の熱い夜』
『ゲイ官能小説短編集【男たちの旅】』
『失踪の森【前編】―捜査一課・田所警部の憂鬱―』
『失踪の森【後編】―捜査一課・田所警部の覚醒―』
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